今日は、輸入車ではBMW640i(F13)の補助バッテリーの交換作業がありました。事前にお客様からは「スキャンツールでバッテリーエラー」と伺っていましたので、メイン、補助のどちらかはダメなのだと見当は付けていましたが、ご来店時に「アクティブステアリングのエラー警告灯」が点灯していることを伺い、ほぼほぼ補助バッテリーの方と推測することが出来ました。
BMW640i(F13)の補助バッテリーの交換方法
とは言え、トランクのフロアボードを外しても補助バッテリーはおろか、メインバッテリーにアクセスすることも出来ません(汗)この辺は同年代の5シリーズ(F10)と同じで、一旦バックパネルのカバー類を取り外す必要があります。この車の場合、先ずは※印2箇所のキャッチボルトを取り外します。
バックパネルの内側には左右2箇所ずつ、合計4箇所のプッシュリベットを取り外します。
反対側も同様です。
トランク周りのウェザーストリップ外すと、※印箇所のバックパネルのカバーを取り外すことが出来ます。
これで、バックパネルのカバーで踏んでいた補助バッテリー真上のフロアボード(※印)を取り外すことが出来ます。
早速、補助バッテリーをCCAテスターにかけてみます。
結果「00CCA!」間違いなく補助バッテリーの故障です。ちなみに、メインバッテリーの方はカタログスペック950CCAに対し、実測値930CCAでしたので、もうしばらくは大丈夫そうです。
補助バッテリーの取り外しは、〇印2箇所のナット(10mm)を外し、固定ステーごと持ち上げてやるだけです。
端子形状は異なりますが、VARTA AGM TX14を流用して取付可能です。排気ホースは取り付け出来なくなりますので予めご了承ください。こちらの補助バッテリーが過充電になるようなトラブルは先ず無いと思いますので、排気ホースが取付出来ないご心配は無用と思います。
ターミナルを小加工(新バッテリーの角型端子に合わせてちょっと広げてやる)して取り付けます。端子形状に違いがありますので、元あった端子の保護カバーは取り付け出来なくなりますことをご了承くださいませ。
後は、外したカバー類、ウェザーストリップをきちんと元通りに組付けてやれば補助バッテリーの交換作業は終了です。インテグラルアクティブステアリングのエラー警告灯も点灯しなくなりました。
VARTA AGM TX14 ¥12,000(税込)交換工賃¥4,400(コーディング作業込み)
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