今日は、輸入車ではポルシェカイエン(958)のバッテリー交換作業がありました。
ポルシェカイエン(958)のバッテリー交換
姉妹車のVWトゥアレグと、基本的なバッテリー周りは共通になります。右ハンドルのお車でしたので、バッテリー搭載位置は助手席のシート下になります。左ハンドル車でしたら運転席下になります。
バッテリー交換作業中に、幾度となくパワーシートを動かす必要がありますので、バックアップはOBDⅡではなくエンジンルーム内のプラス電源から繋いでおきます。
最初に、シートを一番前にしてシートレールのボルトのカバーを外しておきます。
カバーを外すとトリプルスクエアボルト(10)にアクセス出来るようになります。先にこちらのボルトを2箇所外しておきます。シートを跳ね上げたときでも構いませんが、ここで後席用のエアインテークパイプのボルトも外しておいても良いかもしれません。ここはトルクスの25番です。
後側のシートレールのボルトを外したら、前に回りシートを一番後ろにして前側のシートレールのボルトを外します。この箇所もカバーが被さっていますのでカバーを外してボルトにアクセスします。
4箇所のシートレールのボルトを外し、シートレールごと跳ね上げてバッテリー交換作業を行います。10番のトリプルスクエアボルトで固定されています(画像はボルトカバーを取り外したところです)
前後4か所のシートレールのトリプルスクエアボルトを外し、背もたれをちょうど良い位置に調整しながら、シートレールごと跳ね上げたこの状態にして、フロアカーペットをめくり上げておきます。初めてのバッテリー交換ですと、フロアカーペットはめくれませんので、ミシン目に沿ってカッターで切っていきます。
バッテリーカバーは角の4箇所がフックで固定されています。この辺も姉妹車のトゥアレグと同じです。
バッテリー本体は2箇所の固定ステーで収納ケースに固定されています。
マイナス側には排気ホースがありますので、旧バッテリーから引き抜き、新バッテリーに差し込んでやります。
新バッテリーを車両に固定し、カバー類を元あったように組みつけていきます。
2代目となる958型からアイドリングストップが装備されていますので、バッテリーもアイドリングストップ車に対応するAGMバッテリーになります。カイエン、カイエンSは92Ahバッテリー(ターボは105Ah)が純正採用されています。
Brite Star AGM 92-L5 92Ah ¥35,500(税込)工賃¥5,500
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