業務日誌

ディープサイクルバッテリーのターミナルと配線の接続について

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今日は、キャブコンのキャンパーのサブバッテリーの交換作業がありました。最近はキャンピングカーも一般家庭と同じくらいの電装品が装備されてる車も多く、今回のオーナー様のお車も27MS730×4の豪華装備のお車でした。バッテリー周りもすっきりまとまっていて、一旦ベッドシートフレームの木枠を取り外さないと、バッテリー本体が取り出せないので、このフレームの取り外しに多少の手間はかかるものの、一目で几帳面な方の手によって製作されたお仕事とわかるものでした。

ディープサイクルバッテリー ターミナル 配線 接続

それだけに、この4個のバッテリーの並列の接続方法が実に惜しいんです汗

ご覧の通り、電源取り出し用の超ネジ部分で並列接続されてしまっているのです。もちろん、スケア(SQ)の太いハーネス使ってますし、それ用の丸型端子できちんとかしめてありますのでダメと言う訳ではないのですが、何十アンペアも流れる(電子レンジなど瞬時許容電流はそれ以上の場合もあります)バッテリー自体の並列接続は太型テーパー端子部分で行っていただく方が間違いがございませんし、太型テーパー端子部分の方が電気抵抗が小さい分ロスがありません。

ディープサイクルバッテリー ターミナル 配線 接続

4個のディープサイクルバッテリーを並列で接続するのでしたら、このように太型テーパー端子に接続出来るターミナルに同じ太さと長さでハーネスを製作してやるのがベストです。こうしておけば、並列接続ではどうしても避けることのできない各バッテリーの電位差を最小限に抑えてやることが出来ますので。。。

確かに、太型テーパー端子部と蝶ネジ部は、バッテリー内部では完全に繋がっていますので一見、どちらも同じように感じるのですが、内部抵抗を計測してやるとその違いが数mΩ単位で違うのがおわかりいただけます。

ディープサイクルバッテリー ターミナル 配線 接続

先の並列接続ハーネスキットを取り付けますとこのようになります。

ディープサイクルバッテリー ターミナル 配線 接続

バッテリーポールなので接触面も大きくなりますし、またハーネスも全て同じ太さと長さですので、105Ah×4と言いますより、420Ah×1のバッテリーのようにお使いいただくことが出来ます。

ディープサイクルバッテリー ターミナル 配線 接続

小さくないどころか、100Ahクラスもあるディープサイクルバッテリーを4個装着しなければならない訳ですので、取り付け出来る場所や配線の都合など、色々と制約をうけてしまうのは致し方ありませんが、可能な限り「電気の配線は太く短く」また「ロスを極力小さくしてやる」のが大原則です。またこうしたハーネス(電材)も、ホームセンター等で売ってる安価なケーブルではなく、〇〇電工など大手国内電材メーカーさんのケーブルの方が、ケーブル本体の品質はもちろん、規格以上の耐熱性はもとより被膜そのもののも品質が高く経年劣化も少ないです。もちろん、値段も安くありませんが、一般家庭と同じような環境を車で使えるのがキャンピングカーでは肝の部分ですので、ご予算、諸事情の許す限り妥協はしないようにされると良いと思います。

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