今日は、輸入車ではベンツC200(W205)のバッテリー交換作業がありました。まだ年式が新しく、W205は当店でも初めて作業する車だったのですが、お客様にお話を伺ったところ、電気系統のトラブルがありどうもバッテリーの劣化もその原因のひとつだったようで、ディーラーさんで交換を薦められて・・・とのことでした。
ベンツC200(W205)のバッテリー交換
はじめに運転席足元のOBDⅡコネクターでバックアップ電源に繋いでおきます。W205では、ボンネットも2段開閉になっていますので、ダンパーのプッシュボタンで一番開く(垂直近くまで)状態にしておきます。
バッテリー位置は、従来モデルのW203やW204と同じで、運転席とは反対側のバルクヘッド部分に搭載されます。カバーが被さっていますので、○印6箇所のファスナーのロックを解除してカバーを開けておきます。
C200では、Benz純正の70AhのAGMバッテリーが標準搭載されていました。ディーゼルの220d等、グレードの違いで80AhのAGMバッテリーが搭載されるモデルもあるようです。
- バッテリー固定ボルト(T45)を緩めておきます。
- 排気ホースを抜いておきます。
- マイナスターミナルを外します(10mm)
- プラスターミナルを外します(10mm)
- 旧バッテリーを取り外します。
※ 構造上、バッテリー固定ステーはボルトを緩めてステーをずらすだけで、ボルトそのものを取り外しますと、角型ナットの取り付けにバッテリートレイを外さなくてはいけなくなります。またこのボルトには45番のトルクスが必要になります。
旧バッテリーを車両から取り外したところです。新バッテリー取り付け時には、バッテリー本体をトレイに取り付けたら固定ステーでバッテリーのホールドダウン部(出っ張り部分)を固定ステーで踏んでやるように取り付けます。
これまでと逆の手順で新バッテリーを取り付けて作業終了です。
2019年1月追記
220dですと、純正80AhのAGMバッテリーになります。また、バッテリーカバーの固定箇所の数が異なり、A/Cダストフィルターの取り外しも必要になります。
Brite Star AGM 70-L3 70Ah ¥33,000(税込、工賃¥2,200)
Brite Star AGM 80-L4 80Ah ¥35,000(税込、工賃¥2,200)
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