今日の輸入車のバッテリー交換作業はBMW320i(E92)のお客様から始まりました。
BMW E92のバッテリー交換
今までは、OBDⅡコネクターからバックアップを取って作業をしていましたが、容量アップ製品へのお取替えでしたので、今回から念のためにエンジルーム内のジャンピング用のプラス端子からバックアップを行うことにしました。こちらの方が、OBDⅡコネクターよりも新バッテリーに付け替えたときの電圧や電流の差が小さいように思えるからです。
という訳で、ワンサイズ大きな「SMF 575-41」をお取り付けいただきました。詳しい交換手順については、公式サイトの BMW E90のバッテリー交換方法 をご参考にされてみてください。
SMF 575-41 ¥16,500(税込、工賃サービス)
BMW 525iのバッテリー交換
続いてのお客様は、BMW525i(E60)のお客様です。こちらも、上記のE92と同じ理由(バッテリーの容量アップ)で、エンジンルーム内のプラス端子からバックアップを行いました。BMW車では、しばらくこの方法で様子を見てみようと考えています。
SMF 600-44 100Ah ¥19,900(税込、工賃サービス)
続いてのお客様はベントレーコンチネンタルのお客様です。
ベントレーコンチネンタルGTCのバッテリー交換
このモデルでは、W221のベンツと同じようにエンジン始動用のバッテリーとメインバッテリーが分かれていて、両方ともトランクルーム内にあります。
先ず、運転席足元のOBDⅡコネクターでバックアップを取り、トランクルーム向かって右側(右リヤタイヤ後)のエンジン始動用のバッテリーから交換作業を行います。(こちらの方が楽なので・・・)
既に、ブライトスターのSMF 562-20が装着されていましたので、もちろん同じ製品にお取替えいただきました。前回の交換が2009年9月とのことで、お客様には新車時に装着されていた純正バッテリーよりも長持ちしたとお褒めいただきました。
メインバッテリーに比べれば比較的簡単な作業ですが、それでも、画像の赤いハーネスを外しませんとプラスターミナルは外せませんし、バッテリーの固定ボルトもプラスターミナルの真下になりますので、工具でショートさせないように細心の注意をしながらバッテリーの交換作業をする必要があります。
Brite Star SMF 562-20 62Ah ¥14,500(税込、工賃¥2,200 メイン同時交換時はサービス)
続いては、向かって左側のメインバッテリーです。こちらは、バッテリー上のヒューズボックスを外して、一旦バッテリーの脱着スペースを確保しなければなりませんし、画像では見えませんが、太いハーネスの裏側、大体〇印のあたりにトルクス、またはトリプルスクエアで固定されています。
プラスターミナルには、ハーネス類のヒュージブルリンクの集束ボックスがありますので、これらを全て外して養生しておく必要があります。
- ※印のカプラーを抜いておく。
- ○印のプラスターミナル横のハーネスを集束ボックスから外しておく。13mm
- プラスターミナルを緩めておく。13mm
- ○印4箇所のボルトを外して集束ボックスのヒュージブルリンクに接続されている4本のハーネスを切り離して養生しておく。
上記の作業で集束ボックスをバッテリー本体から取り外すことが出来るようになります。また、工具につきましても、インナーカバーやバッテリー上にあるヒューズボックスの取り外しにはトルクス、またはトリプルスクエアが必要になりますので、ちょっとユーザー様ご自身で・・・という車ではないように思います。
バッテリー固定ステーと固定ボルトはこの位置になります。ですので、集束ハーネスのボックス部を取り外さないとアクセス出来ません。エンジン始動用のバッテリーと同様に、プラスターミナルの真下にありますので、工具類がボディーに触れてショートしないように十分に注意しながら作業を行います。また、プラス側の側面には排気ホースもますので、一旦これも引き抜いておきます。
ここまで外して、ようやくバッテリー本体を引き抜くことが出来ます。装着スペースのクリアランスが厳しい車ですので、脱着はバッテリー重量があることもありコツが必要になります。
Brite Star SMF 600-44 100Ah ¥20,500(税込、工賃¥7,700)
年間走行距離が10,000㎞に満たないお客様は、受充電特性の高いAGMバッテリーを強くお薦めいたします。
Brite Star AGM 92-L5 ¥35,500(税込)
追記・・・2019年6月より工賃一式(左右同時交換¥7,700)
ご注文は公式サイトの ご注文フォームよりお願い申し上げます。
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