今日の輸入車のバッテリー交換はベントレーコンチネンタルGTCのお客様です。このモデルでは、ベンツW221(Sクラス)と同じようにエンジン始動用のスターターバッテリーとメインバッテリーが分かれていて、バッテリーの搭載位置、場所は両方ともトランクルーム内にあります。
ベントレーコンチネンタルGTCのバッテリー交換方法
先ず、運転席足元のOBDⅡコネクターでバックアップを取り、トランクルーム向かって右側(右リヤタイヤ後)のエンジン始動用のスターターバッテリーから交換作業を行います。(こちらの方が楽なので・・・)
既に、ブライトスターのSMF 562-20が装着されていましたので、もちろん同じ製品にお取替えいただきました。前回の交換が2009年9月とのことで、お客様には新車時に装着されていた純正バッテリーよりも長持ちしたとお褒めいただきました。
メインバッテリーに比べれば比較的簡単な作業ですが、それでも、画像の赤いハーネスを外しませんとプラスターミナルは外せませんし、バッテリーの固定ボルトもプラスターミナルの真下になりますので、工具でショートさせないように細心の注意をしながらバッテリーの交換作業をする必要があります。
Brite Star SMF 562-20 62Ah ¥15,500(税込)工賃¥2,200 メイン同時交換時はサービス
続いては、向かって左側のメインバッテリーです。こちらは、バッテリー上のヒューズボックスを外して、一旦バッテリーの脱着スペースを確保しなければなりません。画像では見えませんが、太いハーネスの裏側、大体〇印のあたりにトリプルスクエアで固定されています。
プラスターミナルには、ハーネス類のヒュージブルリンクの集束ボックスがありますので、これらを全て外して養生しておく必要があります。
- ※印のカプラーを抜いておく。
- ○印のプラスターミナル横の1本のハーネスを集束ボックスから外しておく。13mm
- プラスターミナルを緩めておく。13mm
- ○印4箇所のボルトを外して集束ボックスのヒュージブルリンクに接続されている4本のハーネスを切り離して養生しておく。
上記の作業で集束ボックスをバッテリー本体から取り外すことが出来るようになります。また、工具につきましても、インナーカバーやバッテリー上にあるヒューズボックスの取り外しにはトリプルスクエアが必要になりますので、ちょっとユーザー様ご自身で交換作業をする・・・という車ではないように思います。
バッテリー固定ステーと固定ボルトはこの位置になります。ですので、集束ハーネスのボックス部を取り外さないとアクセス出来ません。エンジン始動用のバッテリーと同様に、プラスターミナルの真下にありますので、工具類がボディーに触れてショートしないように十分に注意しながら作業を行います。また、プラス側の側面には排気ホースもありますので、一旦これも引き抜いておきます。
ここまで外して、ようやくバッテリー本体を引き抜くことが出来ます。装着スペースのクリアランスが厳しい車ですので、脱着はバッテリー重量があることもありコツが必要になります。
Brite Star AGM 92-L5 ¥38,000(税込)工賃¥7,700
一般的な液式バッテリーの「SMF 600-44」も、一応取付可能ですが電気系統のトラブルの多い車ですし受充電特性の高いAGMバッテリーを強くお薦めいたします。
Brite Star SMF 600-44 100Ah ¥21,500(税込)工賃¥7,700
ベントレーコンチネンタル(2代目)のバッテリー交換方法
2010年以降の2代目のモデルではエンジン始動用のスターターバッテリーが先代と比べて一回り小さなバッテリーに変更されています。
これには、ブライトスターのラインナップですと「SMF 550-66」が適合いたします。
Brite Star SMF 550-66 50Ah ¥15,000(税込)工賃¥2,200 メイン同時交換時はサービス
メインバッテリーも、収束ハーネスの取り回しが変更されていて幾分作業は楽になりましたが、それでもバッテリー脱着スペースがキツキツですので簡単にはいかないです。
Brite Star AGM 92-L5 ¥38,000(税込)工賃¥7,700
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