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■メルセデスとの出会い編 >>> 黒ラブさんのプロフィール

'86年のメルセデスとの出会いにさかのぼりますが、その当時は特に
思い入れのある車ではありませんで、漠然と「丈夫で長持ち」「高価」
位のイメージしかありませんでした。

強く印象付けられたのは懇意にしていた台湾出身のサービスガレージ
のオーナーメカさんの買ったばかりのW124(300E)に同乗していたとき
です。5車線ほどのフリーウェーの一番左車線から右へ車線変更した際、
そのまた右車線を走っていたトラックが同時に左へ出てきたのです。

彼は右に寄せていたステアリングを急いで左へ戻したので舵角が大きく
速度とも相俟ってスピンか大きく振られてコンクリート分離壁への衝突
を覚悟しました。立て直せるにしても2,3回の揺り戻しは必須のケース
でしたがW124は少し振られた程度で姿勢をあまり崩さないんです。

それは強く印象付けられまして、その後彼の車やらデーラーの試乗車で
自分なりに仔細に観察した結果の評価が以下のようだったと思います。
(1986当時のアメ車オーナーの実感です)

1)シートはベニヤ板に座っているよう。

2)どの回転域でもトルクが太くフリーウェーの進入、追い越しが楽。

3)100マイル/h 超でも全く安心の走安性。ただしステアリングの
 中央が 少しあいまい。

4)インテリアが簡素

5)車体の圧倒的な剛性感と中型らしからぬどっしり感

6)ドライバーを信用していないふしが見え愉快でない操作性。
 例:ガスペダルは踏むほど(奥に行くほど)重くなり、ホントに
   踏むのね?と念押しされてるみたい。

7)造り・塗装の良さ、細部まで設計が凝っている。部品が上等。

8) トランク容量が大きい。

9)必ずしも Fun to Drive とは言えない。好ましいどっしり感と矛盾
 しますが軽快感に欠けるとか、うまく表現できませんが。 

                 ・・・と言ったところでした。


バリエーションはスライドルーフの有無だけ。
値段はM.S.R.P.(メーカー希望小売価格)$38,500
Destination charge (東の揚げ港からデーラーまでの配送料)が$300
2年間 3万マイルのワランティーが付いていました。\160/$ の頃です。

で、大蔵大臣のかみさんがいたく気に入って買うことにしました。
5年、11万マイルを超えた当時の持ち車サイテーションが相当やれては
いたのですが、余裕のある家計ではなかったのに良く決断したと思って
います。太っ腹のかみさんに敬意を表して プレートは彼女の名前から
「4 MIO」 としました。

加州の場合、オリジナルプレートは申請時に$40-,あと毎年$20-徴収
され福祉予算へ充当されます。車両の買い値は値引きもプレミアムも
なしで表示価格とおりで手打ちとなりました。人気品薄車はデーラーで
プレミアムを付けてM.S.R.P.より相当高く売るケースも珍しくありま
せんで、80年代前半の日本車は輸入割当てで数量が限られていた事も
あって程度の差はあるものの、皆M.S.R.P.より高く売られていたもの
でした。

乗っていた5年越え12万マイル走行のサイテーションの下取り評価は
(Trade-In)700- 。車に「 売り」(4 Sale) の貼り紙をして走っていた
ら直ぐ連絡があって$1800-で売れました。車は必需品なので古くても、
ボロでもそれなりの人にそれなりの値段で必ず売れます。
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